昨年あたりからものすごい勢いで流行りだしたココナッツオイル。
ミランダ・カーをはじめ多くの著名人が愛用しているとのことで、大ブームを引き起こしましたよね!
一時期は購入するのに2か月待ちという時期もありました。(私はその時期に購入しました(笑))
健康や、ダイエット、美容に良いということでココナッツオイルの摂取を習慣化しようとする人がいる中で私は疑問を感じました。
”ココナッツオイルって凄く注目されているけどそこまで過信していいの?”と。
今回はメディアなどでは公にされていないココナッツオイルの効果の裏側に迫ります!
目次
ココナッツオイルの効能として謳われている効果まとめ

出典:http://matome.naver.jp/odai/2142473004869080001/2142473211870524703
メディアやネットで話題のココナッツオイルの効能として紹介されているものをまとめました!
・美白、保湿、抗炎症作用による美肌効果
・アトピーの改善
・基礎代謝UP
・便秘解消
・コレステロール値を下げる
・免疫力を上げる
などです。
他にもたくさん謳われていますが多すぎて書ききれませんが主にはこのような感じです。
メディアではひた隠しに・・・。ココナッツオイルの副作用はご存知?

ココナッツオイルの良い効能は皆さんたくさん知っていますよね!
なので詳しくは記載しません。
しかし、メディアなどで”ココナッツオイルの副作用、注意点”などは視聴者である皆さんに知らされていますか?
私はメディアでココナッツオイルの効能を紹介しているところは見ても、副作用について話しているところは見たことがありませんでした。
しかし、その部分こそが重要な部分ではないでしょうか?
この記事では続いてココナッツオイルの副作用についてみていきたいと思います。
ココナッツオイルの副作用1:性ホルモンの分泌不足

少し難しいお話になります。
人類は男性も女性も”テストテロン”という男性ホルモンを持っていますが、このテストテロンにココナッツオイルが影響を及ぼすことがあります。
ココナッツオイルは、人間が生み出した最も有害な物質と言われているダイオキシンに似た環境ホルモンを持っていて、その物質を分解するために必要な”5αリダクターゼ”という酵素が多く分泌されるようになります。
この”5αリダクターゼ”は”テストテロン”を消費し”ジヒドロテストステロン”という強力な男性ホルモンへと変化させます。
この作用から、男性の場合ですと精子異常、女性であれば不妊、さらには性同一性障がいや性欲減退などを引き起こす可能性があります。
ココナッツオイルの副作用2:アレルギー反応

難しいお話しは以上でここからは単純なお話になります!笑
ココナッツは”ナッツ”の仲間ですが、ナッツアレルギーの方やその気質がある方はアレルギー反応がおこる可能性があります。
湿疹や皮膚炎、下痢、中にはアナフィラキシーショック(アレルギー反応が原因で起こる血圧の異常な低下や意識障害のことです。)を起こす場合もあるでしょう。
今までアレルギー等なかった人でも、急激に摂取したり、経皮吸収することで反応してしまうこともあるので注意が必要です。
また「アレルギーなんてないよ!」と自分が思っているだけの場合もありますので使い始める前にはパッチテストをすることをおすすめします。
ココナッツオイルの副作用3:毛穴につまりやすい

ココナッツオイルを肌に塗るという美容法が広まっていますが、普段から毛穴つまりやニキビに悩んでいる人は注意が必要かもしれません。
あなたは”コメドジェニック数値”というのをご存知ですか?
よくニキビ肌用の化粧品などに”ノンコメドジェニック処方”とか書いてると思うんですが主にそれのことを指します。
”コメドジェニック数値”とは毛穴へのつまりやすさを0~5で表した数値のことです。
0が毛穴につまりにくく、5がつまりやすいということになります。
気になるココナッツオイルのコメドジェニック数値は”4”です。
なんと!ココナッツオイルは毛穴をつまらせるものだったんです!!
ココナッツオイルは毛穴に詰まりやすいことがすでに実証されているのです。
流行りにただただ流されるのではなく、きちんと自分で見極めて美容法は行うべきだと思います。
ココナッツオイルの副作用4:カロリーが高い

もはや副作用ではありませんが(笑)
ココナッツオイルがダイエットに良い等といわれていますが、過剰摂取は禁物です。
ココナッツオイルも油は油です。
カロリーはたったの大さじ1杯でも約110キロカロリーもあります!
好きで摂取しているならいいのですが、「ダイエットのため・・・。」と無理に摂取しているのならちょっと考えたほうがいいかもしれませんね・・・。
ココナッツオイルの副作用5:ケトン体が増える

実はこれはココナッツオイルがダイエットに効果的だといわれている理由なのですが、副作用もあります。
そもそも”ケトン体”とは何かご存知ですか?
ココナッツオイルのダイエット効果を説明するうえでよく出てくるワードです。
私たちのエネルギー源になる物質として”ブドウ糖”と”ケトン体”の2つがあります。
細かい話は飛ばしますが、とにかく脂肪を分解してできるケトン体を増やし利用して体脂肪を減らし、糖質制限をしようというのがココナッツオイルダイエットのやり方です。
このケトン体が増えることで人によっては体臭や口臭がきつくなる人がいたり、体内でケトン体が増えることにより一時的に体が酸性に傾き、吐き気や嘔吐、倦怠感等のアシドーシスと呼ばれる症状が現れる場合があります。
メディアではなぜか放送されないココナッツオイルの真実
ココナッツオイルの副作用についてみてきましたが、これから記載することもメディアで放送しているのを聞いたことがないココナッツオイルの裏話です。
ココナッツオイルは単体で摂っても意味がない!

ココナッツオイルに美容やダイエット効果があるといわれているのはココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸(一般の油より消化吸収が良く、エネルギーになるのが早い油のことです)の働きに注目してのことです。
しかし脂肪酸自体は三大栄養素の中の脂質に分類されますのでココナッツオイルを単体でとってもなんの効果も得られないのです。
ココナッツオイルが体にいいというのは、バランスの良い食事ができていてこそです。
ココナッツオイル摂ってるからOK!というわけではなく、バランスの良い食事+αにココナッツオイルということを知っておかなければいけませんね。
まとめ

いかがでしたか?
今回は「ココナッツオイルってすごいんだよ~♡」という方向性ではなく、あまり知られていないココナッツオイルの裏側をご紹介しました。
本当に必要な情報ってこういう情報だったりしますよね。
もちろんココナッツオイルを否定しているわけではなく「こういう面もあるよ~」ということなので、好きで使っている方は良い習慣かと思います!
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